長州苑

5 December 2016

VI計画|長州苑
山口市にて、観光客主体の接遇施設・大型食事施設・土産品、贈答品の販売を行う長州苑のシンボルマークを制作しました。
今後はさまざまなアプリケーションデザインを進めて行きます。

長州苑 ロゴマーク シンボルマーク

シンボルマークコンセプト
観光にとって「歴史・文化・食・人」は欠かせない魅力的要素といえます。このシンボルマークは前出のキーワードを4つに丸に表現し、繋ぎ合わせ、花開かせて造形化しています。また、絢爛たる大内文化を創り上げた大内氏の家紋「大内菱」の菱形を内包させると同時に「山口七夕ちょうちんまつり」の連なる提灯をもイメージさせています。「山口七夕ちょうちんまつり」は、大内氏の第26代盛見が先祖の冥福を祈るため、笹竹の高灯籠に火を灯したのが由来とされる日本三大火祭りのひとつで、大内文化の流れを汲む重要な観光資源といえます。こうした観点からも大内文化の最高傑作、国宝・瑠璃光寺五重塔の前に店を構える長州苑のビジュアルアイデンティティに大内文化の誇りを掲げるのは必然と考えます。 和モダンをコンセプトに、時代性を有した伝統感と優雅さ溢れるビジュアルに仕上げています。