地域商社やまぐち株式会社

24 November 2017

やまぐち三ツ星セレクション VI、商品デザイン

やまぐち三ツ星セレクション
地域商社やまぐち株式会社は、山口県産品の「魅力創造」「付加価値の向上」を行うことで、地場産業の活性化を図るために山口県と山口銀行の共同構想によって設立されました。この構想は山口県で日常的にブランド開発に携わって来た職業人としては、「我が意を得たり」という事業であり、“やまぐち三ツ星セレクション”のネーミング・プランドマークの開発に始まり、商品デザインなどの役割を担いました。これからも、これまで積み上げて来た知識と経験を活かして、地域の特性を魅力へと昇華させ、山口県の活性化につなげたいと考えています。

シンボルマークコンセプト
山口県の「山」を家紋風にシンボライズしたブランドマークです。「山」という漢字を図案化するとともに、3つの丸は毛利藩の家紋に用いられている三ツ星もイメージしています。(毛利氏の家紋は一文字三ツ星で、三つの丸の上に一文字が上にある図案です)また、俵を船に乗せているイメージもあり、現代の俵物(たわらもの)を表現し首都圏の市場を目指します。(俵物:江戸時代に長崎から清(中国)に向けて輸出された煎海鼠(いりなまこ/いりこ)・乾鮑(干鮑(ほしあわび)・鱶鰭(ふかひれ)の海産物(乾物)のこと。俵に詰められて輸出された事から、この名がある。長州藩においても俵物の生産が行われていた) 単色で表現したシンプルなデザインは、自然や形象を簡略化し、和のデザインに添って図案化することで、山口県の誇りを表現しています。