「徳山デッキ」に2月1日オープンした カジュアルダイニングMinatoe198のブランディング・サポート。
「徳山デッキ」に2月1日オープンした
カジュアルダイニングMinatoe198のブランディング・サポート。
徳山駅前の再開発プロジェクトとして建設される駅とデッキでつながる「徳山デッキ」。
この商業空間の1階にオープンしたレストランの名称、
シンボルマークの開発を始めとするブランディング・サポートをトータルで行ないました。
Casual Dining Minatoe198
ネーミング意図
周南市は風光明媚な瀬戸内海に面し、島々が織りなす美しい自然景観を誇る都市です。 歴史を振り返りますと、毛利氏の「三白政策」により、富田・徳山・下松の各地域に米・塩・紙を主に取り扱う商港が整備され、瀬戸内海航路の主要な寄港地としてこの地域は発展してきました。 この周南市の発展の要因となった港の存在に着眼しネーミングの柱としました。 また、徳山駅は日本一海に近い新幹線駅と言われ、その距離は最近の調査では198メートルとされ「港へ198m」という立地条件を海を舞台に繰り広げられた史実とともに表現する名称として「Minatoe198」(港へ→Minatoe)を策定いたしました。洗練された響きのある名称で、この名称の由来を説明した際のお客様の驚きが笑顔 のリアクションとともに想像できます。店名の「MINATOE198」の頭文字「M」をモチーフに、ネーミングコンセプトであり、ホテルから見える海や港をイメージさせて作成したデザインです。
シンボルマークコンセプト
店名の「MINATOE198」の頭文字「M」をモチーフに、ネーミングコンセプトである海や港をイメージさせて作成したデザインです。この造形は瀬戸内海の穏やかな波や大津島や黒髪島といった島々、そして、それらが織りなす美しい自然景観を表現しています。周南市は海を舞台に大きな発展を遂げました。レストランを開業するにあたり、故郷を発展に導いた海の恩恵にあずかるべく願いを内包させました。
欧文のロゴタイプはセリフ体でありながら力強さと洗練された優しさが感じられる書体を基本に、198の数字の大きさをリズミカルに変えることで、波の躍動感をイメージさせました。