Mago’s Cafe

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CL:Mago's Cafe

2024

山口県の玄関口、山口宇部空港の最寄り駅である草江駅
そこに1954年(昭和29年)から切符や駄菓子を販売しながら愛されていた「西村商店」と店主の「キミばあちゃん」
惜しまれながらも2011年に閉店しましたが、キミばあちゃんのお孫さんが何らかの形で残したいとカフェとして再開
その思いを、汲み取り表現する為 サインからシンボルマークまでトータルブランディングを行いました。

サインコンセプト

キミおばあちゃんともに月日を重ねた建物の傷みも味わいと捉えて、
極力デザインしないことをテーマに依頼者のキミおばあちゃんへの想いを大切にデザインしました。

シンボルマークコンセプト

92才まで切符を販売されたキミおばあちゃんへの敬愛と感謝をこめたマークです。
単に、血のつながりのある祖母と孫という関係性だけではなく、
草江駅の切符を介した利用客とのぬくもりを「微笑ましい横顔」 に仕上げたマークです。
簡略化したシルエットの横顔は、お母さんに手を引かれてお店にくる小さなこどもやおばあちゃんの横顔など、
「大人と子ども」「利用客と店主」「カフェに集まる人」などを表現しています。
シルエットは会話しているようはな動作をイメージさせ、
カフェというコミュティにもなり得る場所の存在をアピールしています。
「mago’s cafe」は、懐かしさとノスタルジィーから、直線ではなくラフな「にじみ」を感じさせる書体です。