情熱農家プロジェクト・トッピン

10 June 2016

若き新規就農者たちを応援するブランド開発 「情熱農家プロジェクト・トッピン」

平成26年12月、山口県美祢農林事務所農業部の主催で開催された、デザイン研修会において弊社、吉井純起は講師を務めました。このセミナーが縁となり、農業集団「トッピン」の立ち上げに際して、ブランド開発の依頼を受けました。 山口県においても農業の担い手不足は深刻で、農業従事者の高齢化率は全国2位にあります。こうした中、農業に夢をかけようと新規就農した若者たちの存在は貴重で、何とか「デザインの力」で彼らの存在を輝かせ、よりよいものを求めている消費者に彼らのものづくりに懸ける良心を届けたい。そして、彼らに続く就農者の出現を目指して開発を行いました。

シンボルマークコンセプト
平均年齢が30歳代。しかも全員が新規就農者の5家族でスタートする農業集団「トッピン」。 この若き農業集団「トッピン」のシンボルマークはトッピンの「ト」、またはローマ字の頭文字「t」(小文字)をモチーフにデザイン化しました。創作にあたっては、従来の農業集団からの脱却を目指し、「楽しさ」や「オシャレ感」が伝えられるデザインとし、色彩的には、ビタミン色である赤と緑を用いて、野菜のパワーと、若い農家の情熱を表しました。
また、花を思わせる形状でもあり、花の時期を作物を結実するための前段階と考え、若い農家をイメージするとともに、5家族からスタートした就農農家が拡大し、発展するよう願いを込めました。また、直販にもこだわるということから、消費者と農家を結ぶ「プラス」という意味合いを持たせています。

「情熱農家プロジェクト」というネーミング
「トッピン」と言う言葉だけで、アイデンティティを訴求するには、さらなる言葉が必要と考え提案したのが『情熱農家プロジェクト』というプロジェクト名です。情熱という言葉で、農業に対する姿勢と作物に対する愛情を表現し、「プロジェクト」とすることで、食に対する安全・信頼を担保するという共通理念を旗印にした集団であることを表しました。