徳山駅前商業施設プロジェクト「徳山デッキ」|コミュニケーションデザイン

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CL:株式会社パークタウン商業運営

2022

2024年4月18日、徳山駅前に「商業・宿泊・居住」の3つの交流拠点としてオープンした複合施設「徳山デッキ」
弊社では徳山駅前商業施設プロジェクト全体を通し、コミュニケーションデザインを担当しました。
ネーミングから始まり、ロゴマーク、パンフレット、WEBサイトなど、どう伝えてゆくのかをデザインしました。

シンボルマークコンセプト
徳山デッキのシンボルマークはDECKの頭文字「D」をモチーフに、やさしく丸みを帯びた曲線でデザインしています。
船の甲板を意味する「deck」の語源はオランダ語の「dekken」に由来し、「被せる」「くるむ」という意味を持ち、
人々をやさしさで包む空間づくりを目指す姿勢を内包させました。
周南市は風光明媚な瀬戸内海に面し、大津島や黒髪島といった島々が織りなす美しい自然景観を有しています。
歴史を振り返りますと、毛利氏の「三白政策」により、瀬戸内海航路の主要な寄港地として発展してきた海運の隆盛が、
今の港町・周南市の発展の基礎となっています。この海とまちの関わりをシンボルマークに表すべく、
「青海波(せいがいは)」の文様をイメージさせました。
青海波は縁起の良い吉祥文様とされ、無限に繰り返される寄せては返す波のように、
徳山デッキが、人と人、地域と人をつなぎ、まちづくりの象徴として繁栄が未来永劫続くよう願いを込めました。